FX投資実録ブログ~相場観ゼロでも不労所得~

私のしてきた投資のすべてを公開します

投資家としてのすべての始まり

社会人生活も2年と半年が経過し、自分の中で思うことがあった。
 
 
 
「このままぬくぬくと残り40年間、サラリーマンとして生きていかなきゃいけないのか?」
 
 
 
やっと定年を迎えて自由になったとしても、どこかへ旅行するにしろ、趣味に時間を割くにしろ、もはやその時にはエネルギーが今よりずっと少なくなっているはずだ。
 
 
 
「本当にそんな人生でいいのか…。」
 
 
 
もちろん、そうやって生きる人を否定するわけじゃない。
ただ、私の価値観には合わないのだ。
 
 
今働いている会社は業界では十分に認知されており、働く環境も整っている。
だが私には、この会社で目指す目標がない。
 
 
管理職に従事する先輩社員を見ても、こうなりたいとは到底思えない。
他の社員より責任は重くなり、それにつれて働く時間は長くなる。
働いて評価が上がれば上がるほど、自由な時間は減っていく。
 
 
それはある人にとっては目標とする理想の人生なのかもしれない。
だが、私にとっては理想の人生とあまりにもかけ離れている。
 
 
 
「こんなの望んでない…。」
 
 
 
自分のしたいことをする。
自分の行きたいところに行く。
自分の見たいもの見る。
 
 
まだ2年半しか社会で働いていないが、自分の求めるものが自由に手に入るまでにかかる時間があまりにも長く、気が遠くなるほどだということは、簡単に理解できる。
 
 
 
「抜け出さなきゃ…。」
 
 
 
そう。このがんじがらめの生活から抜け出さなければいけないのである。
そして、考える必要がある。
私の求める、自由に自分のしたいことをする人生は、何がもたらしてくれるのか。
 
 
 
 
話は少し変わるが、私は人生に行き詰まった時、書店に足を運ぶようにしている。
きっかけは私が高校2年生の冬のことである。
 
今でもよく覚えているが、当時は部活のこと、受験のこと、交友関係のことなどで、何もかもがうまくいっていなかった。
そんな折、受験のための参考書を買いに立ち寄った書店でたまたま手に取った本に書いてあった一文が私の沈んだ心を救った。
 
 
「人生は、いい時と悪い時がぐるぐるぐるぐると回っている。それはまるでらせん階段のように。」
 
 
能天気に時間を過ごしている人にとってはあるいはなんの意味も持たない一文である。
しかし当時、高校生なりに自分の人生に悩んでいた私にとって、この一文は人生を前向きに捉えるための大きな助けになった。
自分の人生はきっとずっと暗いまままだと思っていた私がこの一文によって、辛抱すればいい時期が必ずやってくると思えるようになった。
 
 
 
それからの人生、なにかに思い悩んだとき、なにかきっかけが欲しいときに私は書店に足を運んだ。
 
 
 
今回もそうだった。
そして手に取った本はロバートキヨサキ氏の大ベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」だ。
 
 
既に学生時代に購入し、1度は読破したものの、そのときはただ読んだだけで内容は頭に残っていなかった。
 
読んだことのある本なのに、分厚い本なのに、なぜかもう一度読み返したくなった。
理由なんてない。
でもなぜか、無性に読み返さなくてはいけないと思った。
だから、家に帰りすぐに読み始めた。
 
 
 
内容は割愛するが、もう一度読み返した時、自らが求める人生を手に入れるためにこれからしなければいけないことがわかった。
 
それは、「資産を形成すること」であった。
 
 
 
これが2015年6月。
私の24度目の誕生日を迎える前日のことである。