FX投資実録ブログ~相場観ゼロでも不労所得~

私のしてきた投資のすべてを公開します

トラリピ~ロスカット~

 
トラリピを稼働させたあの日から3週間ほどが経った。
私の口座は順調にその数字を大きくした。
一度の決済で200円の利益。
200円という金額は少ないが、塵も積もれば山となる。
 
 
 
8月23日時点で私の口座はこうなった。
33回の決済注文が成立し、スワップポイントと合わせて356,816円だ。
スタート時から6,816円増えた。
もちろん含み損もあるので純資産で言えばもっと少ないのだが。
 
 
システムを稼働させてからの私の動きといえば、ただほったらかすだけ。
それだけで不労所得をこれだけ得られた。
500円玉貯金なんて言語道断だ。
 
 
 
だが…。
 
 
 
私の目指すのは、不労所得で生きていけるだけの金を得ることである。
月に1万円入ってきたところで、生活費になど到底ならない。
 
 
ほかの投資をしなきゃ。
だけど、やはり何をしたら良いのかは皆目見当がつかない。
 
 
またネットサーフィンをする。
 
 
なにか参考にできるものはないか。
なにか自分が次のステップに進める手引きをしてくれるものはないか。
 
 
そう探しているうちに、ブログをしている投資家さんたちの記事によく、「バフェット」という名前が登場していることに気がつく。
 
 
よく見る名前だけど、何者だ?
 
 
調べてみると、彼の書籍は投資家たちのある種バイブルとなっているとわかった。
 
 
多くの成功した投資家が彼の書籍を読むのには理由があるはずだ。
自分も投資家のひとりとなった。
読まないわけにはいかない。
 
 
私はまた書店に行き、バフェットを求めた。
 
 
 
 
 
家に帰り分厚い本を読み始めた。
数ページ読んだころ、仕事の疲れもあったのだろうか。いつの間にか寝てしまっていた。
 
 
 
目が覚めてごそごそと起き上がり、トラリピアプリを開く。
すると、成立履歴がたくさん更新されているのが目に入る。
 
 
 
「なんか知らんがいっぱい儲かったか?」
 
 
 
口座を確認してみると、そこには信じられない光景が…。
 
 
 
口座反映前損益      −134,770
 
時価残高            222,120
 
 
 
私が眠りについてしまう前に確認したのは残高は356,816円。
 
13万も減っている。
 
 
 
なにが起こったんだ…?
 
 
急いでテレビをつけてニュースをみる。
 
天気なんてどうでもいい。
 
 
 
スマホでヤフーニュースを見ることにする。
 
 
 
このときのニュースはこうだ。
 
 
「中国、人民元切り下げ。」
 
 
 
 
そう。 
中国が自国通貨の切り下げを決めたことで世界中の投資家たちの心理はリスク回避にシフトし、オーストラリアを含む新興国通貨は軒並み大幅に下落したのである。
 
 
 
これが私がバフェットを読みながら寝てしまい、目が覚めた時に出回っていたニュース。
日付の変わった2015年8月24日の深夜2時40分すぎ、始めて私がロスカットの憂き目に合った日の出来事だった。