FX投資実録ブログ~相場観ゼロでも不労所得~

私のしてきた投資のすべてを公開します

ループ・イフダン

あの8月24日の深夜、13万円の損を出した私に与えられた選択肢は3つ。

 
 
 
1つはそこで投資を止めてしまうこと。
投資はもうこりごりだと言って、平凡な人生に戻ること。
 
 
 
2つめは、またトラリピを再開すること。
失敗から新たに学んだルールを自分の中で咀嚼し、実行できる自信が私にはあった。
だから、もう一度やることは当然選択肢に含まれる。
 
 
 
そして3つめは、新たな投資を探すこと。
トラリピだけでは生活費の足しになど到底ならないことは気づいていた。
もちろん原資が何百万円も、何千万円もあれば話は別だが、私にはなかった。
だからこれも当然選択肢に含まれる。
 
 
 
 
私は3つ目の選択肢を選んだ。
 
 
 
 
 
 
私がまだロスカットの憂き目にあうまで、トラリピがコツコツと利益を積んでくれている間に私がしていたのは、ぼーっと毎日を過ごすことでも、チャートを眺めて一喜一憂することでもなかった。
 
 
初めてやる投資というものがどういうものなのか、どういう仕組みなのか、ほかにもっと儲かることがあるのではないか、と様々な情報を集め、頭に入れてきたつもりだった。
その情報の中で、私に不快感を与えるものがあった。
 
 
 
「トラリピは手数料が高すぎる。やるべきではない。」
 
 
 
そんな情報を私はいくつか目にしながら、見ないふりをしていた。
なぜならもう、始めてしまったから。
嫌な情報には目を背けてしまう。
それが人間の性である。
 
 
 
とはいえ、今の私は手ぶら状態。
トラリピで投資をつづけなければいけない理由はなかった。
だから8月24日以降の私は、よくトラリピと比較される、「ループ・イフダン」というものに興味をそそられていた。
 
 
 
私はまた書店に足を運んだ。
 
 
 
そこでループ・イフダンに関する書籍を探し出して読んだ。
 
 
 
ネットで見た情報と同じ。
トラリピは手数料が高い。
ループ・イフダンなら、その手数料が少ない。
トラリピよりも利益を出せる。
そんな内容だった。
 
 
 
FXには、スプレッドというものが存在する。
これは簡単に言えば、FX業者に支払う手数料である。
手数料は安ければ安いほうがいい。
 
 
 
 
こんな情報を知って、気にならないわけがない。
私はループ・イフダンへの興味をどんどん増していった。
 
 
1日でも早くこの、サラリーマンという生き方から脱却したい。
1日でも早く抜け出して、本当に自分の思う価値のあることに本気になりたい。
 
 
 
情報は十分に集めたし、信頼に足るものも多い。
あとは、自分で経験してみるだけだ。
 
 
 
私はループ・イフダンのシステムを提供する、アイネット証券への口座開設を申し込んだ。
これがあの日13万円の損を出してからおよそ1週間後、2015年9月3日木曜日の出来事だった。