FX投資実録ブログ~相場観ゼロでも不労所得~

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自己満足投資コラム~【手数料】トラリピvsループ・イフダン~

世の中、手数料というものがある。

 
 
 
アパートを借りるときを考えてみてほしい。
 
街を歩いていて、いいなと思う物件のアパートの所有者である大家さんと直接顔を合わせて部屋を借りる人はまずいないだろう。
 
 
ほとんどの人が不動産屋に行き、何件か見て回ってこれだと思うところに部屋を借りることになるかと思う。
 
不動産屋で月々の家賃だとか敷金の話をすることになり、いざ話がまとまって最初の支払いの明細を見ると、「仲介手数料」というものがある。
 
 
これが大家と部屋を探している人を結ぶための手数料であり、不動産屋の儲けの仕組みのひとつである。
 
 
要は、物件探しというサービスに対して手数料という形でお金を払っているのだ。
 
 
ちなみに賃貸借物件の場合、不動産屋が消費者から取れる手数料は、1か月分の家賃+消費税が上限と定められているので、それ以上を請求されたら訴えればいい。
確実に勝てる。
 
 
 
 
他にも例をあげる。
商品というのは基本的にメーカーから卸、卸から小売り、小売りから消費者へと流れていく。
 
消費者が店頭で見る価格がメーカーから卸に売買されるときよりも高くなるのは、中間業者がマージンを取っているからに他ならない。
そのマージンは言い換えれば手数料だ。
 
 
 
 
上記の例が正しいかどうかはさておき、我々はある一定のサービスに対して手数料を支払っているわけだ。
 
 
FXの場合でもそうである。
 
 
 
例えばアメリカに旅行しようとしたとき、現地では日本円で物を買うことがほぼできないので、ドルに両替しようと銀行に行く。
 
銀行でよく見る以下のような掲示板。
 
 
           Bid       ASK
USD/JPY   99.95    100.00
 
 
 
これは銀行が、1ドル99.95円で買いますよ。1ドル100.00円で売りますよ。と言っているのである。
 
 
つまり、1万円をドルに換えようとしたら100ドルになる。
 
 
逆にアメリカからの帰りに、余った100ドルを円に換えようとすると、9950円になるのだ。
 
 
この50円の差が為替の手数料となり銀行の儲けとなる。
 
この手数料は銀行や業者によってまちまちで、それぞれで決めることができる。
 
 
 
 
FXで外国為替の売買をしようとしたとき、この売買手数料(スプレッド)は小さければ小さいほどいい。
 
 
こと、自動売買での取引をしている人や、デイトレーダーのように、毎日何度も何度も取引をする投資家にとって、この売買手数料(スプレッド)が高いということは、死活問題である。
取引をするたびに高い手数料を取られていては、儲けは当然少なくなるからだ。
 
 
 
 
私がやっていたトラリピは、この売買手数料(スプレッド)が高いことで有名である。
 
 
トラリピ信者たちはこの手数料を、いいサービスに対して払っているのだから仕方ないとして、事実から目を背けようとする傾向にある。
 
 
トラリピというサービスはM2Jが特許を取得しているので、まったく同じサービスを他社が提供することはできないが、それをかいくぐって似たようなサービスを提供している業者がたくさんでてきた。
 
 
そしてその中には、トラリピとほぼ同じようなサービスなのに、売買手数料(スプレッド)がもっと小さい業者もある。
 
 
だったら手数料の安いほうを利用するべきなのは日の目を見るより明らかである。
 
 
で、その手数料が安いのが、私が現在愛用している「ループ・イフダン」であるというわけだ。
 
 
 
 
もちろん、どちらがいいと優劣をつけるべきではない。
それぞれに良い面がある。
 
 
 
例えばトラリピは指値注文で取引がなされるが、ループ・イフダンでは成り行き注文になる。
 
 
 
指値であれば、決まった値段で取引されるので利益の取りこぼしがないが、成り行きではそうはいかない。
 
 
一長一短であり、絶対にこちらをするべきだと言うことは、少し野暮だろう。
 
 
 
ここで私が言いたいのは、売買手数料(スプレッド)が安い業者で取引をすれば、利益は最大限に上がるということだ。
私はこの事実に則り、トラリピからループ・イフダンへの鞍替えを決定した。
 
 
 
 
世の中、何も知らなければいつの間にか高い値段を支払っているものも、探してみれば同じようなサービスでぼっと安いものはあるのである。
 
 
携帯料金しかり、保険料しかり、医薬品しかり。
 
 
自分の手を動かして調べ自分の目で確かめることが、不必要な損を免れ、大きな得をするための策なのである。