FX投資実録ブログ~相場観ゼロでも不労所得~

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トラリピ~失敗から学ぶ生き残るためのルールまとめ~

世の中にはあらゆるルールがある。

ルール違反をすればその代償としてペナルティが与えられる。
当然のことだ。
 
 
 
スポーツの世界は想像しやすい。
例えばサッカーでは円滑に試合を進めるため、そして選手たちを怪我から守るためにルールがある。
ルール違反をすれば当然警告を与えられ、悪質な場合はレッドカードで退場だ。
違反したルールを知らなかった、では済まされない。退場は退場だ。
 
 
 
一般社会にも秩序を保つために法律というルールがある。
法律を破れば刑務所に送られ、刑期を全うするまで社会からは断絶される。
人を殺してはいけないなんて知らなかった、では済まされない。違法は違法だ。
これも言わば社会からのレッドカード、退場である。
 
 
 
群れで行動する動物の世界にもルールがある。
その小さな世界でのルールに違反すれば群れから追い出される。
人間の世界での小さなコミュニティでもそれは同じで、ルールを破れば村八分。
退場である。
 
 
 
 
このように、世の中は見渡せばルールであふれている。
そしてそのルールを破ればそこから退場させられるというものが多いように思える。
その世界に所属し続けたいのであれば、そこでのルールを遵守する必要がある。
知らなかった、では済まされないのである。知らない奴が悪い。
 
 
 
 
 
投資の世界に生き残るためにもどうやらルールがあるようだ。
生き残るためのルールを知らなければ、退場である。
 
 
 
私はあの8月24日、市場から退場させられた。
市場に生き残るルールを完全には理解していなかったし、甘く見ていた。
 
 
 
 
私がしていたトラリピのような自動売買型のシステムトレードでは、ある程度の含み損に耐えられるように資金管理をすることだけが、市場に生き残るためのルールだと言っても差し支えないだろう。
 
 
 
我々のやるべきことは、含み損が膨らんできたときに資金を追加で投入することだ。
チャートを見て一喜一憂することではない。
 
 
 
そして、追加資金を投入することができるのであれば、いくらになったらすべてのポジションを決済するか設定するべきではないと私は考えている。
セーフティ機能なんてくそ食らえだ、くらいに思っている。
 
 
 
また、追加資金を投入する以外にも、投資の世界で生き残る手段がある。
それは、相場が下がりそうで含み損に耐えられないかもしれないと判断したら、それぞれのポジションを手動で決済して整理することである。
いわゆる「損切り」だ。
 

損切りの判断は初心者には難しいことだが、ニュースを見るなりしてアンテナを高く張っていればある程度はできるようになるし、時間がたてば慣れてできるようになる。
このあたりは経験が全てだ。
なにもかも手引きしてもらえることはこの世の中には少ない。
自ら情報を集め、実際に経験するしかない。
 
 
 
正直、自動売買型のシステムにおいて最大限に儲けようと思ったら、損切りはあまりオススメしない。
これは私の経験から言えることである。
 
もちろんこの損切りについて私が実際に経験したことと、そこから得た考え方は今後の記事で書いていく予定であるが、ここで述べたいのは投資の世界で生き残るための手段としての損切りである。
儲けの額を大きくすることが主旨ではない。
 
 
 
 
 
 
さて、ここまでの話はほったらかしでの投資というものに少し矛盾するかもしれない。
だから、私が勧めるのは「完全なるほったらかし投資」ではなく、「ほとんどほったらかし投資」であることを先に述べておきたい。
 
 
 
 
 
これからトラリピを始めようと考えている方へのアドバイスは、「ただ耐えること」。
それだけだ。
ただ耐えてコツコツと利益を重ねていけば、その分口座資金も増えて自動ロスカットの基準も下がっていく。
 
 
ここまでの話にはもちろん反論があるかもしれないが、私の経験ではこれが真実である。
 
 
 
 
 
まとめると、投資の世界に参加し、そこで利益を得ようとトラリピのような自動売買型のシステムに投資をしようとしたとき、そこで生き残るための大枠のルールは以下のようになる。
 
 
①口座維持率を少しでも高めておくように、定期的に資金を追加すること。
 
維持率が基準を下回れば自動ロスカットの憂き目にあう。
そうならないように口座資金はできるだけ潤沢にしておく必要がある。
 
 
 
 
②全てのポジションを決済するような保険を掛けてはいけない。
 
私の場合、オーストラリアドルが83.00円になったら全てのポジションを決済するような設定をした。これが仇となり、私は13万円の損失を出した。
 
 
 
③ただ耐えること。
 
含み損が大きくなっても焦ってはいけない。
やるべきことは資金を潤沢に保つことと、場合によっては損切りをすることである。
耐えて利益を積み重ねていけば口座資金が増え、維持率も上がっていく。
 
 
 
 
以上が私が考える、トラリピのような自動売買型のシステムトレードで投資をする際に市場に生き残るためのルールだ。
これを破ればペナルティ。
市場から退場させられる。