FX投資実録ブログ~相場観ゼロでも不労所得~

私のしてきた投資のすべてを公開します

年明けからの相場振り返りと今後の見通しについて

今週一週間は、世界経済が混乱した一週間でした。

 
 
 
そもそもの始まりは、昨年からの中国経済の失速、中東の地政学リスク、原油安、アメリカの経済指標の弱含みと、ネガティブな材料が続いたことで、比較的安全資産の日本国債へと投資家たちの目がいき、それに伴って円高になっていきました。
 
 
円高を嫌い、日経平均株価が下落。さらにずるずると円高が続き一時はドル円が115円台に突入しました。
 
 
今年選挙を控える日本政府が何か手を打たなければいけないところで日銀のマイナス金利政策の発表。
投資家たちはその期待により一気に円売りが加速し、ドル円は一時121円台後半をつけるほどに反発しましたが、翌営業日からマイナス金利政策に対する不安感が増したこと、欧州の金融不安が明るみにでたこと、さらにFOMCイエレン議長の金利引き上げ見送り示唆によるアメリカ経済への失望により、ドル売りが加速。
日経平均株価は15000円台を割り込み、ドル円は111円を割り込む事態となりました。
 
 
かつてのなんとかショックの時のようなことがまた起こるのか、という不安に投資家たちがさらされるという一週間となりました。
 
 
 
 
 
さて、今後の世界経済の見通しはどうなると予想されるでしょうか。
 
 
直近でみなさんが気にしているのは、春節が終わり週明けから中国のマーケットが再開することでしょうか。
 
 
世界の投資家たちと同じように、中国の投資家たちも不安感に駆られて、保有する資産を投げるのかどうか。
もしくはスーパー楽観的にみて、割安となった株を「爆買い」するのか。
 
 
これはふたを開けてみないことにはわかりません。
 
 
 
 
いずれにしても、これだけ不安定な相場が続く中で我々がしなければいけないことは「ここで一気に大儲け!」という意気込み以上に、資産を守ることです。
 
 
またいずれ戻ってくるだろうという安易な気持ちと願いを一度捨て、たとえ多少の損失を被ってもいいので今のうちにしっかりポジションを整理しておくことが大切です。
 
 
投資というのは何が起こるかわかりません。
ここが底だとおもったところからさらに下げることはザラです。
まだ上がるだろうと思ったところから一気に反落することもザラです。
 
 
「まだはもうなり」
 
 
投資の世界での格言をもう一度心に刻んで、また新しい週を迎える準備をしましょう。